巨人・岡本 2冠へ正念場…連覇目前で大失速 5戦18の2

2020年10月26日 05:30

野球

巨人・岡本 2冠へ正念場…連覇目前で大失速 5戦18の2
<巨・神>9回、空振り三振に倒れた岡本(右)と原監督(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人2―4阪神 ( 2020年10月25日    東京D )】 リーグ優勝目前の巨人は打線が沈黙し、2連敗。自力で優勝マジックを減らすことはできなかった原監督は「まあ、こういう時もある。来週は大丈夫よ」と切り替えた。
 4番・岡本は本塁打、打点の2冠獲得へ正念場を迎えた。2三振を喫して4打数無安打。直近5試合は18打数2安打の打率・111の不振だ。試合前練習では原監督から直接指導を受けた。グラウンド整備用のトンボで後ろから軸足の右膝を引っ張られ、軸がブレないよう意識付け。初めて得点圏に走者を置いた0―2の4回2死二塁は三直に倒れ、バットを握りしめて悔しさをにじませた。

 5カード連続で勝ち越しがない中、元木ヘッドコーチは「優勝争いの中でのタイトル争い。他の4番とは違う」と主砲をかばった。最短Vは28日となり、27日からDeNAと3連戦を行う。舞台は最近2度(14、19年)の優勝を決めた横浜スタジアムと縁起がいい。原監督も「本人に少しでもいいアドバイスになればいい。我々は味方なんだから」と期待した。(田中 健人)

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