広島イッキ打者11人攻撃!3回に「ビッグイニング」7得点で森下を強力援護

2021年04月27日 19:44

野球

広島イッキ打者11人攻撃!3回に「ビッグイニング」7得点で森下を強力援護
<広・D>3回1死一、二塁、広島・坂倉は右前に適時打を放ちガッツポーズ (撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島-DeNA ( 2021年4月27日    マツダ )】 一度、火がつくと止まらない。広島打線がDeNA大貫に牙をむいたのは、3回だった。
 先頭の羽月が投手内野安打で出塁すると、鈴木誠が左前打で続く。西川凡退の後、5番に入った坂倉が右前適時打で先取点をもぎ取った。

 「打ったのはカットボール。森下さんに点を取って上げられていなかったので、チャンスで何とかランナーを還すことが出来て良かったです」

 女房役が声を弾ませる。1死一、三塁から安部が中犠飛で2点目。「打ったのはチェンジアップ。とにかく点が入ればいいという気持ちで何とかしたかった。森下の援護点になって良かったです」

 打順は下位に回っても、森下への思いが結果になって表れた。2死一塁からクロンが左前打でつなぎ、小園が左前適時打。投手の森下も中前にタイムリーを放ち、菊池涼の四球を挟んだ満塁から、仕上げはこのイニング2度目の打席となる羽月が右中間へ走者一掃の適時打を打ち、今季チーム最多となる1イニング7得点のビッグイニングを「完結」させた。

 「打ったのはストレート。何とか食らいついていきました。追加点になって良かったです」

 定位置争いへ必死な小園も、一本出て少し表情を緩めた。上向きな打線。勝率5割のチームに、活気が戻ろうとしていた。

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