2戦連発の西武・スパンジェンバーグ 「死球の山川を楽な形で還したかった」

2021年09月12日 17:07

野球

2戦連発の西武・スパンジェンバーグ 「死球の山川を楽な形で還したかった」
<西・オ21>お立ち台で笑顔を見せるスパンジェンバーグ(左)と渡辺(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   西武3―1オリックス ( 2021年9月12日    メットライフD )】 西武・スパンジェンバーグの一振りが試合を決めた。0―0の2回1死二、三塁。オリックス・山崎福の内寄りの145キロ直球をバックスクリーンへ打ち込んだ。前日11日の6号2ランに続く会心の7号3ラン。「直前に山川が死球を当てられたので、少しでも楽な形で(本塁へ)還したかった。ホームランを打てて良かったよ」と笑顔で振り返った。
 この回無死二塁から5番・山川が左太股の後面へ死球。打席で倒れ込み、一時は起き上がれないほど痛がっていた。その痛みをこらえて山川は一塁へ歩くと、続く柘植の送りバントで二塁へ。この姿にスパンジェンバーグは燃えて打った。辻監督も「見事なホームラン。1点でも思っていたけど、最高の形になった」と称賛。山川は大事を取って4回の2打席目(右飛)後に交代したが、仲間思いの助っ人の一発がチームに連勝をもたらせた。
 

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