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日体大の二刀流左腕・矢沢宏太は「“マメ”ニモマケズ」 4番投手で躍動し「本当に勝ててよかった」

2022年04月09日 17:24

野球

日体大の二刀流左腕・矢沢宏太は「“マメ”ニモマケズ」 4番投手で躍動し「本当に勝ててよかった」
4回に中前へ先制の2点適時二塁打を放つ矢沢(撮影・柳内 遼平) Photo By スポニチ
 首都大学野球リーグの日体大は9日、東海大を8―2で下し、開幕3連勝を飾った。今秋のドラフト1位候補に挙がる二刀流左腕・矢沢宏太投手(4年)は「4番・投手」で出場し、打っては1安打3打点、投げては7回6安打2失点で7三振を奪った。昨秋にリーグ優勝した東海大相手に勝利し「去年も勝っていないので本当に勝ててよかったです」と笑顔を輝かせた。
 投打の大黒柱はアクシデントにも負けなかった。左手の人差し指と薬指にできたマメの影響で7四球を与えるも、最速146キロの直球を軸に粘り強い投球を見せた。打者としては4回に中前へ先制の2点適時二塁打を放つと、投手から右翼手に回った8回は決勝の押し出し死球。あす行われる2戦目に向け「最善の準備をしたい」と力を込めた。(柳内 遼平)

 ◇矢沢 宏太(やざわ・こうた)2000年(平12)8月2日生まれ、東京都町田市出身の21歳。藤嶺藤沢(神奈川)では甲子園出場なし。日体大では1年春から外野手で出場し、1年秋から投手として登板。2年秋は外野手、3年秋は投手でベストナイン。1メートル73、72キロ。左投げ左打ち。
 

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