エンゼルス 「大谷でも勝てん」4連敗 大谷7回途中11Kも無念1イニング6失点 10勝目&偉業お預け

2022年07月23日 12:14

野球

エンゼルス 「大谷でも勝てん」4連敗 大谷7回途中11Kも無念1イニング6失点 10勝目&偉業お預け
<ブレーブス・エンゼルス>6点を失い7回途中で降板する大谷(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【インターリーグ   エンゼルス1-8ブレーブス ( 2022年7月22日    アトランタ )】 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が22日(日本時間23日)、敵地アトランタで行われたブレーブス戦に「1番・投手兼DH」で出場。1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶり「2桁本塁打&2桁勝利」の偉業達成がかかったが、6回1/3を6安打6失点で降板して10勝目はならず。偉業達成はお預けとなり、チームは1-8で敗れて4連敗。借金は今季最多15となった。大谷自身の連勝も6で止まった。
 大谷はブレーブスと初対戦で、アトランタでも初のプレーとなった。天候不良で55分試合開始が遅れたが、今季ナ・リーグトップの147本塁打を放っている強力打線を相手に力投。2回にはメジャー自己最速の101・2マイル(約163キロ)をマーク。5回の打席では左足先に死球を受けるアクシデントもあったが、直後のマウンドでは1死から連続で空振り三振に仕留める意地を見せた。6回先頭のアーシアを空振り三振させて5戦連続2桁奪三振に到達し、6回までに11三振を奪った。日本人投手では95年の野茂英雄を越える5試合連続2桁奪三振で日本人新記録となった。

 しかし、大谷自身も無安打に倒れるなど打線が振るわず、0-0で7回に突入。先頭に四球を許すと、ここからブレーブスの猛攻を浴びた。オルソンに2ランを被弾し、その後も連打を許すとアーシアにも左越え2ランを浴びた。今季自己ワーストの1イニング6失点を喫し、7回途中で降板した。チームはここまで大谷が登板しない試合で13連敗。大谷自身は6連勝で「大谷しか勝たん」と話題になっていたが、その「神話」もついに止まることになった。 

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