西武今季2度目ドロー 辻監督は高橋に「全てを出し切ってほしい」、平良には「不安そうに投げている」

2022年07月23日 23:37

野球

西武今季2度目ドロー 辻監督は高橋に「全てを出し切ってほしい」、平良には「不安そうに投げている」
<西・楽>引き分けに終わり、席を立つ辻監督(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   西武3―3楽天 ( 2022年7月23日    ベルーナD )】 西武は、それまで抑え込まれていた田中将を0―2の7回に2死満塁と攻め、川越の2点打と暴投で3点を奪って勝ち越した。だが、直後の8回に平良が3試合連続失点となる同点本塁打を許すと、その後は打線が決め手を欠いた。
 辻監督は「負けなくて良かった、勝てなくて残念。川越はよく打ってくれた。(投手陣は)本当に(9回以降)0点で抑えてくれたので、よく頑張りました」と振り返った。

 今季チーム最長4時間21分の末、2度目の引き分け。今季最多2万6641人を動員した中で首位・ソフトバンクとは0・5ゲーム差には縮めた。

 指揮官が注文を付けたのは7回2失点だった高橋と、3試合連続で失点した平良。高橋には「エースだから。絶対に先に点をやっちゃいけないという投球をしてほしかった。みんな9連戦をずっと戦ってきている。全てを出し切ってほしい」と求め、平良には「下を向くとか、不安そうに投げている。精神的に弱っているのかなという気がする。一人で投げているんじゃないということの自分で肌で感じないと」と諭した。

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