西武が堅首!天敵のオリックス・由伸から41イニングぶり得点 辻監督「6回で降ろせたのが大きな収穫」

2022年08月03日 05:30

野球

西武が堅首!天敵のオリックス・由伸から41イニングぶり得点 辻監督「6回で降ろせたのが大きな収穫」
<西・オ>8回、源田は同点適時打を放ちガッツポーズ(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   西武4―2オリックス ( 2022年8月2日    ベルーナD )】 熱帯魚、ではない。顔も見たくない天敵だ。西武がオリックス・山本から実に41イニングぶりに得点を奪った。さらに6回119球を投げさせて降板に追い込み、8回に救援陣を攻めて逆転勝ち。辻監督は「6回で降ろせたのが大きな収穫。球数を投げさせて選手は束になって苦しめてくれた」と興奮気味に振り返った。
 試合前まで山本に37イニング連続で無得点。初回無死満塁、2回1死満塁と絶好機を逃した。しかし2点を追う4回、2死から外崎が7球粘って四球で出塁し、源田が右翼線三塁打。昨年8月20日以来、約1年ぶりの山本からの得点だ。8球目を打った快打に主将は「トノ(外崎)が粘って粘って出塁してくれた。僕も続こうと」とチーム一丸を強調。8回には1死一、二塁で同点の右前打を放ち、3安打2打点で逆転勝利の立役者となった。

 山本には前回対戦の6月18日にはノーヒットノーランを食らった。今季は2度の対戦で52打数3安打の打率・058。難攻不落の相手に試合前の松井ヘッドコーチは「(山本は)グッピーですよね」。グッピー、は熱帯魚ではなく「グッド・ピッチャー」の略。2安打3四球と全5打席で出塁した1番・外崎ら、ナインは束になってグッピーを攻略した。

 首位もキープして2位・ソフトバンクとは1・5ゲーム差。「外崎も素晴らしかった。今日の勝ちは大きい」。辻監督は声を大にした。(鈴木 勝巳)

 ▼西武・栗山(新型コロナ感染から復帰し「5番・DH」で出場。8回2死満塁で決勝の押し出し四球)打って走者を還すことを考えていたけど、結果として四球になって良かった。

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