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【甲子園】聖光学院・高中　高校通算1号が会心逆転弾「野球を続けてきた中で一番うれしかった」

2022年08月09日 13:00

野球

【甲子園】聖光学院・高中　高校通算1号が会心逆転弾「野球を続けてきた中で一番うれしかった」
＜日大三・聖光学院＞5回2死二塁、逆転2点本塁打を放ち、笑顔でダイヤモンドを1周する聖光学院・高中（撮影・北條　貴史） Photo By スポニチ
 【第104回全国高校野球選手権　1回戦   聖光学院4-2日大三 （ 2022年8月9日    甲子園 ）】 3年ぶり17回目出場の聖光学院（福島）が、4年ぶり18回目出場の日大三（西東京）を4―2で下した。
　聖光学院は1点を追う5回2死二塁、2番・高中一樹（2年）が左越えに会心の2ランを放って逆転。このリードを2番手のエース・佐山未来（3年）が守り抜いて、5年ぶりの夏勝利を手にした。

　殊勲の高中は「ホームランが入ると思わなかったですが、自分のスイングができてよかった。今まで野球を続けてきた中で一番うれしかったです」と満面の笑みを見せた。

　斎藤智也監督は高中について、「成長期で身長も伸びていた」と口にしつつ、「まさかホームランとは思いませんでした」と嬉しい誤算に目を細める。また、5回途中での継投については、「3番バッターが小林に対してタイミングが合ってると判断したので、悔いがないように佐山に替えました」と説明した。

　1－2の5回1死二塁、日大三の3番・富塚の場面で左腕の小林剛介（3年）から背番号「1」の右腕・佐山へと継投。鋭いライナー性の飛球を打たれたが、打球を処理した右翼手・三好が捕手へワンバウンド送球。レーザービームで三走を本塁封殺すると、その直後に逆転弾は飛び出した。斎藤監督は「結果的に捕らえられましたけど、ラッキーな運に助けられるプレーが数多くあった」と選手の奮闘に拍手を送った。

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