【甲子園】日大三・小倉全由監督 定年の夏、甲子園で終える「こんな幸せなことはない」 今後は

2022年08月09日 14:24

野球

【甲子園】日大三・小倉全由監督 定年の夏、甲子園で終える「こんな幸せなことはない」 今後は
<聖光学院・日大三>選手を迎える日大三・小倉監督(中央)(撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 【第104回全国高校野球選手権 1回戦   日大三2―4聖光学院 ( 2022年8月9日    甲子園 )】 4年ぶり18回目出場の日大三(西東京)は、3年ぶり17回目出場の聖光学院(福島)に2-4で敗れた。
 日大三は初回に4番・浅倉の中越え適時二塁打で先制。4回にも1点を加えた。しかし、5回に逆転を許す。その後、6回に2死二塁、7回にも1死一、三塁の好機を作ったが、あと1本を欠いた。投手陣は先発・松藤が6回を3失点の粘投。7回以降は佐藤、安田のリレーで聖光学院を1点に抑えたが、惜しくも初戦敗退となった。

 小倉全由監督は「聖光さんは投手の継投がうまかった。いいチームですね」と第一声。ともに継投での戦いとなったが、「うちは一、三塁で点が取れなかった。そこで0点だったのが監督としてダメだった。向こうは2死から走者が出て2ラン。その差が出てしまった」と振り返り、「選手たちには笑っていこうと伝えていて、失敗はなかった。点を取らせてやれなかった」と悔しがった。

 監督として甲子園春夏通算37勝を挙げ、池田(徳島)の蔦文也監督に並ぶ歴代9位タイ。定年を迎える節目の夏を甲子園で締めくくった。「65歳という年なので。この年で甲子園に連れてきてくれたので、こんな幸せなことはないですね」と語り、今後について「指導はしていきます」の述べた。

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