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巨人・戸郷、13勝目ならず 最多勝の可能性が事実上消滅 プロ初タイトルとなる最多奪三振は確実に

2022年10月01日 18:56

野球

巨人・戸郷、13勝目ならず 最多勝の可能性が事実上消滅 プロ初タイトルとなる最多奪三振は確実に
<D・巨>2回を投げ終えベンチへ戻る戸郷(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2022年10月1日    横浜 )】 巨人の戸郷翔征投手(22)がDeNA戦(横浜)に先発登板。走者を背負いながらも粘りの投球を見せたが、打線の援護にも恵まれず、5回3安打1失点で降板して青柳(阪神)に並んでリーグトップタイとなる今季13勝目を逃した。
 巨人は残り1試合で、あす2日の予告先発投手は2年ぶり8度目の2桁勝利が懸かるエースの菅野。戸郷が最多勝のタイトルを獲得する可能性は事実上消滅した。

 ただ、この日の7奪三振を加えて今季154奪三振。142奪三振でリーグ2位の小笠原(中日)に12差をつけており、最多奪三振のタイトルは確実となった。プロ4年目の戸郷はこれが自身初のタイトル獲得となる。

 戸郷は初回、1番・関根をフォークボールで、2番・森を148キロ直球で2者連続空振り三振。だが、3番・佐野にフルカウントからの6球目、内角への150キロ直球を右中間スタンドに運ばれ、先制を許した。佐野には8月18日の対戦(横浜)でも15号ソロ&16号ソロを打たれており、痛恨の被弾となった。4回には相手先発左腕・今永にも四球を与えるなど制球にも苦しみ、5回まで4四死球を出して球数も98球。0―1のまま迎えた6回、先頭打者として打順が回ると、代打・増田陸がコールされて降板となった。

 戸郷の投球内容は5回で打者22人に対して98球を投げ、3安打1失点。7三振を奪い、3四球&1死球、直球のMAXは150キロだった。

 ▼戸郷 チームに良い流れをもたらしたかったですけれど申し訳ないです。あとは逆転してくれるようにベンチで応援します。

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