ソフトバンク松田が号泣「感謝しかないです」ホークス“最後の試合”中前打で「熱男~!」ウエスタン中日戦

2022年10月01日 18:01

野球

ソフトバンク松田が号泣「感謝しかないです」ホークス“最後の試合”中前打で「熱男~!」ウエスタン中日戦
<ソフトバンク>退団セレモニーを終え胴上げされる松田(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 今季限りでソフトバンクを退団する松田宣浩内野手(39)が1日、ホークスで最後の試合となるウエスタン・リーグの中日戦(タマスタ筑後)に出場した。
 チケットは前日までに完売。最後の勇姿を目に焼きつけようと多くの観客が球場に詰めかけ、球場外では臨時で設置されたモニターで観戦するファンの姿も。「4番・三塁」でスタメン出場し、2回の第1打席で右前打を放った。いつもは本塁打を放った後に披露する「熱男」のパフォーマンスでスタンドから拍手喝采を浴びた。第2打席以降は空振り三振、遊ゴロで3打数1安打。7回の守備でベンチに退いた。

 試合後にはセレモニーが行われ、小久保裕紀2軍監督(50)、前監督の工藤公康氏(59)から花束を渡されると号泣。ファンへのあいさつでは王貞治会長(82)から「好きな野球があるのならば最後の最後までやりきりなさい」と激励されたことを明かし、「17年間、一生懸命やってきて良かった。感謝しかないです」と話した。

 中京(岐阜)から亜大を経て大学生・社会人ドラフトの希望枠で2006年に入団。14年にレギュラーシーズン最終戦で2位・オリックスを下してリーグ優勝を果たした試合ではサヨナラ打を放つなど、チームを支え続けててきた。今後は他球団で現役を続行する道を模索する。この日はヤクルト、中日、楽天、ロッテの編成担当者が視察。松田は「あの1本(安打)からまたスタート」と前を向いた。

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