西武・稼頭央新監督 目指すは「グラウンドを駆け巡る野球」 就任会見で「キーマンは僕」

2022年10月19日 05:30

野球

西武・稼頭央新監督 目指すは「グラウンドを駆け巡る野球」 就任会見で「キーマンは僕」
ポーズを決める松井新監督(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 西武・松井稼頭央新監督(46)が18日、東京都内で就任会見を行った。日米通算2705安打の元スター遊撃手は、米国流のチーム運営と日本のスモールベースボールの融合を理想とし「スピード感ある野球」を掲げた。背番号はコーチ時代と同じ「77」で、2年契約とみられる。
 「走攻守で躍動感のある、グラウンドを駆け巡る野球。小技は非常に大事。常勝と育成で、日本一を目指す」

 盗塁王を3度獲得し、02年はトリプルスリー。機動力を使った攻撃と、投手を中心に守り抜く野球を理想に掲げた。その上で「一番のキーマンは僕なのかなと思う」と笑った。

 来季は自身を含めパ・リーグ4球団の監督がメジャー経験者に。さらにセのヤクルト・高津監督を含めた5人全員がメッツでプレーしており「何かの縁なのか」と感慨深げだった。米国で経験した対話重視の指導法や、体調面を考慮した試合前練習の免除、折れたバットや打撃手袋をプレゼントするファンサービスも理想とした。

 広島・新井監督が赤、阪神・岡田監督が黄色のネクタイで就任会見。「これは僕もライオンズブルーで」と濃い青色で登壇した。クールなイメージもあるが全試合報道陣に対応することを約束。「米国でもまれましたから。くれぐれもお手柔らかに」と笑った。(神田 佑)

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