【WBC】通算195勝、41歳ウェインライト 円熟の4回1失点 先制弾被弾も粘りの投球

2023年03月12日 12:43

野球

【WBC】通算195勝、41歳ウェインライト 円熟の4回1失点 先制弾被弾も粘りの投球
アメリカ先発のウェインライト(AP) Photo By AP
 【WBC1次ラウンドC組   アメリカーイギリス ( 2023年3月11日    チェイス・フィールド )】 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のC組は11日(日本時間12日)、米国・アリゾナ州のチェイスフィールドで開幕。アメリカの開幕マウンドを託されたアダム・ウェインライト投手(41)が4回5安打1失点と確実に試合をつくった。
 メジャー通算195勝を誇る男の、円熟の投球術だ。初回1死、メジャー通算39本塁打で昨季はドジャースで13発を放ったイギリス2番・トンプソンに先制本塁打を被弾。しかし大崩れはしないのが大ベテランの真骨頂。直球は140キロ台後半だが、カーブ、カットボール、チェンジアップなど多彩な変化球を駆使。0-1の2回には2死一、二塁のピンチを招いたが1番・マレーを直球で見逃し三振に仕留めた。3回も先頭打者を二塁打で出塁させたが、後続を確実に断ち切った。

 アメリカ打線は初回、2回と好機を作りながらも無得点。我慢の投球となったが、3回に逆転に成功。ウェインライトの粘りは報われた。

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