【侍ジャパン】大谷翔平　交流チェコ選手は「野球が好きなんだなと。レベルうんぬん関係なく尊敬できる」

2023年03月15日 12:41

野球

　カーネクストWBC1次ラウンドB組を1位突破した侍ジャパンは15日、準々決勝のイタリア戦を翌日に控え、東京ドームで最終調整。中6日で先発登板する大谷翔平投手（28＝エンゼルス）は、プライオボールでダルビッシュと並んで壁当て。その後、梶原ブルペン捕手と最大3、40メートルの距離で強めのキャッチボール、再び壁当てを行った。

　練習後、大谷は、第1ラウンドで対戦し、交流したチェコの選手へのリスペクトを口にした。日本戦に先発したチェコ代表・サトリアが自身のインスタグラムのストーリーズを更新し、大谷との2ショット写真を公開しているが、「野球が好きなんだなというのが1番。顔つきを見ても分かるし、レベルうんぬん関係なく尊敬できるし、野球に関係なくスポーツ選手として試合をつくっていく。対戦相手としてリスペクト、素晴らしい選手たちだったと思う」と話した。

　日本戦で先発し、3回1死二塁のピンチで大谷を3球三振に仕留めるなど3回3失点と力投したサトリアやミナリク、スモラらチェコ代表は14日、帰国前に東京ドームを訪れ、侍ジャパンのロッカーを訪問。大谷にサイン入りユニホームを渡し、お返しとしてサイン入りのチームバットやサインボールを贈られた。サトリアはメディアからの取材でスマートホンに収まった2ショット写真を公開していたが、自身のインスタグラムにも投稿し、喜びを表したとみられる。チェコは国内にプロリーグがなく、普段は消防士や医師、教師として働く選手がほとんど。サトリアも普段は電力供給会社に勤務している。