楽天・内は伸びしろいっぱい 投手は高1から、空手では小2で近畿大会優勝

2023年04月24日 05:30

野球

楽天・内は伸びしろいっぱい 投手は高1から、空手では小2で近畿大会優勝
<楽・日>プロ初勝利の内(左)は石井監督といっしょに笑顔でポーズ(撮影・村上 大輔) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   楽天4-3日本ハム ( 2023年4月23日    楽天モバイル )】 プロ初勝利を挙げた楽天・内。実は投手としてのキャリアは浅い。
 近大付―近大―ヤマハでプレーした父・文武さん(46)の影響で小学2年から野球人生がスタート。履正社入学時は外野手だったが、自らの希望で1年秋から投手に転向した。ただ朝から晩まで練習に付き合ってくれていた文武さんは投手の厳しさを知っているからこそコンバートには猛反対。内は「口をきいてくれなくなりました」と当時を振り返る。肩のケガを乗り越えていく課程で“和解”し、プロ初勝利を挙げたことで投手転向は正解であったと証明してみせた。

 「空手家・内」として世界を目指していた可能性もあった。幼少期から始めた空手は小学2年の近畿大会で優勝するほどの実力。しばらく野球と空手の“二刀流”を続けたが、3年生になってより大好きな野球に専念した。小学校の卒業文集には「僕の将来の夢は、プロ野球選手になり活躍して、大リーガーになることです」と記している。無限の可能性を秘めた21歳なら「大リーガー」という夢も“正夢”にしそうだ。(楽天担当・重光 晋太郎)

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