阪神・伊藤将 大学侍ジャパン時代の同僚・東とプロ初の投げ合いも 自己最長のトンネル5試合未勝利

2023年06月25日 05:15

野球

阪神・伊藤将 大学侍ジャパン時代の同僚・東とプロ初の投げ合いも 自己最長のトンネル5試合未勝利
東と投げ合った阪神・伊藤将(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神0―2DeNA ( 2023年6月24日    横浜 )】 阪神・伊藤将は7回2失点の力投が実らず、2敗目がついた。国際武道大時代に大学侍ジャパンで同僚だった東(立命大)とはプロの舞台で初の投げ合い。初回1死二塁で佐野に対する2球目に三盗を許し、直後の3球目を中前へ先制打された場面を猛省した。
 「ああやって(モーションを)盗まれたのは自分の技術不足。隙を見せた結果、やられている。次はやられないように気をつけたい」

 リズムを取り戻して2~5回は無安打に抑える内容。6回に大田と牧の二塁打2本で奪われた2点目も痛恨で、東の好調と味方打線の不調も相まって致命傷になった。過去2年間でDeNAからの計5勝は球団別最多。今季初対戦は黒星で始まっても、決して打ち込まれたわけではなく、優勝争うライバルに対する好相性は崩れていない。

 過去2試合は救援陣が9回に逆転されて白星が消滅。3試合連続で7イニング以上を投げて先発の役割を果たしながら、5月18日の中日戦を最後に5試合未勝利へ伸びた。昨年8月に経験した4戦未勝利を超えて3年目で自己最長のトンネル。同期間は全て先制点を与えたことを踏まえ、「ここ数試合、自分が先制されている試合が多い。先制されないように、ちょっと直したい」と課題として持ち帰った。

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