ロッテ・ソト 神風V三塁打 吹いた12メートル…守備惑わせ右翼線ポトン

2024年05月08日 05:30

野球

ロッテ・ソト 神風V三塁打 吹いた12メートル…守備惑わせ右翼線ポトン
<ロ・西>5回、三塁へ滑り込むソト(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ロッテ6-1西武 ( 2024年5月7日    ZOZOマリン )】 ロッテ・ソトのバットがZOZOマリンに“神風”を呼んだ。5回2死一、二塁。高々と打ち上げた飛球が、左翼から右翼への風速12メートルの強い海風に流される。右翼手・若林は一度下がった後に慌てて前進したが、打球は右翼線際で大きく弾んだ。
 「昨日は風にやられちゃったけど、今日は味方になってくれた。風のおかげで打点を挙げることができたよ」。激走での先制2点三塁打は、DeNA時代の21年以来3年ぶり2本目。前日は第1打席で先制右越え2ランも第2、第3打席はいずれも大飛球が逆風に戻される左飛に終わっていた。だが、この日はその風が勝利を呼び、ダイクストラの来日初勝利の後押しになった。

 チームは今季初の4連勝。4月20日以来の貯金1とし、2位・日本ハムに1ゲーム差に迫った。2日間の休養日を挟んで10日からは敵地で直接対決。ソトは「勝てるように頑張るよ」と表情を引き締めた。(大内 辰祐)

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