今永昇太 MLB選出の先発投手ランキング1位に 識者「懐疑的→納得→完全に受け入れ」と評価急上昇

2024年05月23日 15:23

野球

今永昇太 MLB選出の先発投手ランキング1位に 識者「懐疑的→納得→完全に受け入れ」と評価急上昇
パイレーツ戦に先発したカブス・今永(AP) Photo By AP
 大リーグ公式サイトは22日(日本時間23日)、先発投手のパワーランキングを発表。ここまでリーグ6位タイの5勝(0敗)を挙げ、両リーグトップの防御率0.84を誇るカブスの今永昇太投手(30)が1位に入った。
 大リーグ公式サイトの識者が各先発投手をランキングしたもので、今永は前回4位から1位に浮上。同サイトは「今永が試合を重ねるごとにゼロを並べ続けるにつれ、私たち委員会の反応も懐疑的なものから納得のいくもの、そして完全に受け入れるものへと変化してきた」とここまでの投球を絶賛した。

 また「彼のフォーシームとスプリッターのコンボは、対戦相手には文字通り手品のように見えるが、結果は無視できない。これほどメジャーリーグでのキャリアをスタートさせた先発投手はいない(9先発で5勝0敗、防御率0.84)。前回の投票で先発投手パワーランキングの4位に初登場した今永を、今回は首位から引き離すことはできなかった」と評した。

 今永は前回登板で7回4安打無失点で白星こそ付かなかったが、両リーグトップの防御率0・84は1913年以降、新人のデビュー9先発時では新人王とサイ・ヤング賞に同時に輝いた81年のフェルナンド・バレンズエラ(ドジャース)の0・91を抜いてトップ。新人以外でも開幕9先発時の数字では歴代6番目の好成績だ。

 2位はタイガースのタリク・スクバル(前回2位)、3位はフィリーズのランヘル・スアレス(前回5位)、4位はフィリーズのザック・ウィーラー(前回1位)、5位はドジャースのタイラー・グラスノー(前回3位)だった。

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