ソフトバンク連夜の猛打!! 山川がマルチ本塁打 打点を挙げればチームは19勝1分け

2024年05月23日 06:00

野球

ソフトバンク連夜の猛打!! 山川がマルチ本塁打 打点を挙げればチームは19勝1分け
<ソ・楽>2回、どすこいポーズを決める山川(右)(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク12-0楽天 ( 2024年5月22日    京セラD )】 白く染まる京セラドーム。ソフトバンク・山川の一撃が、号砲だった。初回1死一、三塁。変化球だけで1―2と追い込まれたが、楽天・荘司の4球目153キロを腕をたたむように捉えた。高く上がった打球は左翼5階席へ飛び込む推定130メートルの11号3ランだ。
 「追い込まれてからは、外野フライでもと意識を変えた」。軽打の意識があったから内角球に反応できた。

 2回1死一塁。今度は2番手・松井の初球の144キロ直球を簡単に見逃した。そして2球目のカーブを“待ってました”とばかりに強振する。「完璧に捉えることができた」と納得の打球は左翼中段へ飛び込む2打席連発12号2ランだった。

 「(本塁打の)感覚が残っているうちは、そういうふうになりやすい日もあります。僕の場合は乗っていける」。2打席連発は今季、早くも3度目。3打席目の中飛も当たりは強く、場内には落胆の声が聞こえ「(球場で)ため息が聞こえた。すみませんでした」と山川はお立ち台で申し訳なさそうだった。

 19日の西武戦で左手甲に投球を受け、途中交代したが、その日の試合後に患部を氷水で冷やし、20日には打撃練習を再開。21日は左腕付近へ死球も「毎年あること」と厳しいマークに遭っても、たくましい姿を見せる。

 2発5打点で44打点に伸ばし、2位の柳田に11打点差だ。チームは2試合33得点。2試合ともに12得点以上は10年7月31日、8月1日のロッテ戦以来14年ぶりだった。山川が打点を挙げればチームは19勝1分け。“不敗伝説”も生きている。

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