×

日本生命151キロ新人・谷脇が6回零封で都市対抗王手「ドームは特別」 立命大エースが指名漏れから奮起

2024年05月24日 19:01

野球

日本生命151キロ新人・谷脇が6回零封で都市対抗王手「ドームは特別」 立命大エースが指名漏れから奮起
<日本生命・ミキハウス>6回無失点と好投した日本生命・谷脇(撮影・河合 洋介) Photo By スポニチ
 【都市対抗野球大会近畿2次予選第1代表決定トーナメント準決勝   日本生命9ー1ミキハウス ( 2024年5月24日    わかさスタジアム京都 )】 日本生命がミキハウスを9―1で下し、第1代表決定トーナメント決定戦に進んだ。
 最速151キロ右腕で入社1年目の谷脇弘起が予選初先発に応えた。

 被安打は1本のみ。直球を丁寧に内外角に投げ分けて、6回無失点と相手を寄せ付けなかった。

 「今日の先発は自分かなと思っていました。点数は80点ぐらい。後ろにもいい投手が控えていたので、丁寧かつ大胆に投げることを意識しました」

 立命大のエースだった昨秋リーグ戦では、同大との1回戦で関西学生野球連盟史上31人目32度目となる無安打無得点試合を達成。プロ志望届を提出した昨秋にドラフト指名漏れを経験し、社会人野球の名門に進んだ。

 学生時代は経験のない全国大会へあと1勝。「チームの勝利が自分の評価にもつながる。東京ドームは特別な場所。第1代表としてドームに行きたいです」と大舞台での登板を思い描いた。

 ◇谷脇 弘起(たにわき・こうき)2001年(平13)11月25日生まれ、和歌山市出身の22歳。小学2年から宮セネタースで野球を始めて三塁手。中学では和歌山ビクトリーズに所属し、2年に投手に転向した。那賀では1年夏に背番号20でベンチ入り。2年秋からエースとなり、3年夏は県大会準優勝。立命大では、2年春からリーグ戦に登板。50メートル走6秒5、遠投110メートル。1メートル85、85キロ。右投げ左打ち。

おすすめテーマ

2024年05月24日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム