菊池雄星「弟のような存在」佐々木麟太郎に言及「彼がメジャーに上がるまで投げ続けるのがモチベーション」

2024年06月14日 09:43

野球

菊池雄星「弟のような存在」佐々木麟太郎に言及「彼がメジャーに上がるまで投げ続けるのがモチベーション」
ブルージェイズの菊池(AP) Photo By AP
 ブルージェイズの菊池雄星投手(32)が、“米国デビュー”を果たした花巻東の後輩、佐々木麟太郎(19)に言及したことを13日(日本時間14日)、大リーグ公式サイト「MLB.com」が紹介した。
 同サイトは「菊池は日本の新星のベビーシッターだった」と題し、左腕が4勝目を挙げた11日(同12日)のブルワーズ戦後に佐々木に言及したことを紹介。同日、佐々木もMLBドラフトリーグでトレントンサンダーの一員として“米国デビュー”し、デビュー戦で初本塁打を放った。

 メディアから佐々木との関係性について尋ねられた菊池は、佐々木の父・洋氏が高校時代の指導者だったと説明し「僕が高校生の時、(麟太郎は)3歳だった。去年も、彼が海外に来るか日本に残ってNPB球団からドラフト指名を受けるか迷っていた時に、いたるところでアドバイスをしてきました。彼は私にとって弟のような存在」と米国挑戦するか迷っていた佐々木に助言をしていたことも明かした。

 その上で「僕としては、彼がメジャーに上がるまでメジャーで投げ続けるのがモチベーションです」と弟のような佐々木とMLBで競演することが目標の1つとも語った。

 また、「僕は人生で一度もホームランを打ったことがないので、ホームランを打つことがどんなことかは分かりませんが、彼は高校時代に日本で140本ものホームランを打って記録を破りました。僕は1本も打っていません」とジョークを交えながら、高校通算最多140発を放った佐々木の打力を称賛した。

 続けて「僕はNPBで3本ヒットを打った。“僕を超えられるように頑張れ”って、ヒットを打ったバットを彼にプレゼントした」とも明かし「彼はまだ僕を超えられていない。これからどうなるか見もの」と“先輩風”を吹かして笑わせた。

 MLB.comは、上記のように菊池の発言を紹介した上で「かつて自分がベビーシッターをしていた子供から三振を奪う願いがかなうかもしれない」と結び、両者のメジャーでの対決を待ち望んだ。

おすすめテーマ

2024年06月14日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム