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【大谷翔平と一問一答】苦戦を強いられた元同僚右腕は「良い投球」も「どちらか横にずれていれば…」

2024年06月14日 15:01

野球

【大谷翔平と一問一答】苦戦を強いられた元同僚右腕は「良い投球」も「どちらか横にずれていれば…」
8回1死一、三塁の好機で空振り三振に倒れ、渋い表情でベンチに戻るドジャース・大谷(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【インターリーグ   ドジャース1―3レンジャーズ ( 2024年6月13日    ロサンゼルス )】 ドジャースの大谷翔平投手(29)が13日(日本時間14日)、本拠でのレンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場した。エンゼルス時代に同僚だったマイケル・ロレンゼン投手(32)の前に3打数無安打と沈黙すると、2点を追う8回1死一、三塁の好機ではデービッド・ロバートソン投手(39)に3球三振に打ち取られるなど、4打数無安打。5試合ぶりに無安打に終わり、打率は.306に下がった。チームも昨季ワールドシリーズ王者に1―3で敗れて2連敗を喫し、1勝2敗で2カードぶりのカード負け越しとなった。
 大谷の一問一答は以下の通り。

 ――レンジャーズの救援右腕ロバートソンに2夜連続で抑えられた。何か特徴は。
 「どうなんですかね、データ通りのピッチング…特別変わったことはしていないと思いますけど、こちら側の僕の打席、アプローチがかみ合っていないのかなと思います」

 ――ボール球を振ってしまったと考えるか、良い球を投げられたと考えるか。
 「コーナーのピッチングが基本的には多いと思うので、それがストライクになっているかどうかは大分違いますし。きょうの打席はコーナーのピッチングがストライクになっているケースが多いのかなと思います」

 ――先発右腕ロレンゼンに対しても苦戦。
 「バランスよくもちろん投げてきている、良いピッチングだなと思いますけど、みんな打球速度は出ていましたし、捉えているとこは捉えている。どちらか横にずれていれば抜けるような打球が多かったかなと印象的には思います」

 ――2夜連続で本塁打を打っていたが、その前の数週間は苦しんだ。どのような過程を通ったか。
 「長いシーズンなので良い時もあれば悪い時もあるのは、その通りなんですけど。良くても悪くても次の試合がより良くなるように1打席1打席、自分自身も考えていますし、みんな考えていると思うので良くない時はそういうこと考えますけど、何が自分にとって大事なのか。良くなるために何が必要なのか毎打席、毎打席反省しながら次につなげられたらいいかなと思います」。

 ――去年のワールドシリーズ覇者レンジャーズとの3連戦を振り返り。
 「昨日は昨日で終わっているので、そこまでの打席は良かったなと思いますし。きょうはきょうで最後の打席は良くなかったですけど、それまでの打席は比較的そこまで悪い感じはしなかった。全体的には結果は良くなかったですけど、過程はそこまで悪くなかったかなと思います」

 ――ロバートソン投手はナックルカーブの使い方が前夜と違うように見えた。
 「スタッフ(球質)よりも投げ方とか間合いが独特だと思うので、そこの方がみんなちょっとズレる感覚があるのかなとは僕自身も含めて思います」

 ――チャンスの場面で良い当たりが出ない印象だが、少し力が入っているか
 「基本的には変わらないですけど、ランナーがいない方が基本的に甘い球がくるもんではあるので、統計をとればその通りになりますけど。良くない当たりでも良いあたりじゃなかったとしても、きょうの一、三塁で外野フライでも1点入りますし、それで二塁にまた行って、スコアリングポジションで2死で十分に同点になるシチュエーションになるので。そういうバッティングができればヒットじゃなくていいと思います」

 ――6月は“合ってくる時期”と言っているがいつもとの違いは。
 「バッティング自体は浮き沈みありながらシーズン方が経つにつれて合ってくると思うので。5月、4月の後半は打っていましたけど、感覚的にはそこまでバッティングの感覚としてはすごくいいなという感じではなかたので。これからもっともっとあげていければ、数字はもちろんそうですけど、内容的に感覚的に上げていければと思います」

 ――スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎選手がMLBドラフトリーグでいきなり本塁打。
 「知らなかったです。素晴らしいなと思います。頑張って欲しいですね」

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