×

阪神・及川「チャンスをつかみ取っていきたい」20日広島戦先発 前回先発4回1/3降板の悔しさ晴らす

2024年07月19日 05:15

野球

阪神・及川「チャンスをつかみ取っていきたい」20日広島戦先発 前回先発4回1/3降板の悔しさ晴らす
キャッチボールする及川(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 阪神・及川が、20日の広島戦(甲子園)に先発する。今季初先発となった5月24日の巨人戦では左手中指のマメがつぶれた影響でわずか4回1/3で降板。今月6日の再昇格後は救援投手として2試合に登板した。好調を維持する5年目左腕は約2カ月の調整期間も経て、パワーアップした姿で雪辱を果たす。
 「チャンスをつかみ取っていきたい。前回はふがいなさが出た。チームの代表として先発で投げるので、まずはチームの勝利に貢献していけるように」

 開幕ローテーションの一角を担っていた伊藤将が出場選手登録を抹消されたことで空いた先発枠だ。当初、20日は岡留が先発予定。しかし最終的に及川の起用を決断した岡田監督は「(広島は)左(打者が)多いからの」と意図を明かした。

 17日のDeNA戦(横浜)で決勝3ランを放った新戦力のシャイナーとの対戦もある。5月8日のウエスタン・リーグ広島戦(由宇)では3打数1安打。決定打は浴びていないものの警戒心は強めた。「その時より良くなってるから1軍にいってる。しっかり対策したい」と力を込めた。

 今季初勝利、そして先発ローテーション定着へ。「本当に一番悔しかったんじゃないかなってくらい悔しかった。ああいうことが2度と起きないように」。一回り成長した23歳左腕が聖地で腕を振る。(杉原 瑠夏)

おすすめテーマ

2024年07月19日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム