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男子は1人 甲子園大会プラカード係合格者発表 市立西宮高

2024年07月19日 16:19

野球

男子は1人 甲子園大会プラカード係合格者発表 市立西宮高
2年連続でプラカード係に選ばれた市立西宮高の生徒たち(19日、同校小講堂) Photo By スポニチ
 今夏の第106回全国高校野球選手権記念大会(8月7日開幕・甲子園球場)の開会式などで出場校のプラカードなどを持つ市立西宮高の合格者が19日、発表された。2年生118人が応募して11日の選考会に臨み、67人が選ばれた。
 昨年から門戸を広げた男子生徒は9人が応募し1人が選ばれた。組み合わせ抽選会(4日)で校名札を運ぶ係で選ばれた。この日は公欠で発表の場にはいなかった。

 1997年から選考や指導を行う保健体育科の青石尚子教諭は「男女を問わず、リズム感、姿勢など従来通りの審査基準で選んだ結果です」と話した。

 重見和奏さん(2年)は「プラカードを持つためにこの学校に来ました。オーディション(選考会)から今日まで緊張の毎日でした」と願いがかない、笑顔を浮かべた。記念大会だった昨年は1年生も対象で歴代優勝校校旗を持って歩いた。3年前、開会式で近江(滋賀)、閉会式で優勝校の智弁和歌山のプラカードを持った姉・芽衣さん(大学2年)に続く姉妹出場となった。

 野球部マネジャーの坂元小柚さん(2年)も昨年に続く2年連続での選出。「小さい頃から高校野球が好きで、地方球場にも足を運んでいました。甲子園という舞台に立つことができて幸せです」。同校は今夏兵庫大会初戦で敗れた。スタンドで応援していた坂元さんは「みんなで一緒に戦えたという気持ちは大切にしたい」と話した。

 正式名称は「式典誘導係」。同校は甲子園球場の地元で、1949(昭和24)年の第31回大会から女子生徒が務め、昨年から性別不問となった。

 合格者の内訳は代表校・前年度優勝校のプラカード50人、国旗・大会旗11人、抽選会4人。補欠2人。8月1、2日と同校グラウンドで練習し、本番に臨む。  (内田 雅也)

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