【甲子園】関東第一、最速151キロ右腕の坂井が7回から登板 先発左腕・畠中は6回無失点の好投

2024年08月23日 11:14

野球

【甲子園】関東第一、最速151キロ右腕の坂井が7回から登板 先発左腕・畠中は6回無失点の好投
<関東第一・京都国際> 2番手で登板する関東第一・坂井 (撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権大会・最終日 決勝   関東第一 ― 京都国際 ( 2024年8月23日    甲子園 )】 初優勝を目指す関東第一(東東京)が0―0の7回から継投に出た。6回裏の攻撃で、ここまで無失点と好投していた背番号10の先発左腕・畠中鉄心(3年)に代打。7回の守りから背番号1の最速151キロ右腕・坂井遼(3年)が2番手としてマウンドに上がった。
 坂井は今大会、全試合で救援登板。15回2/3を投げて15三振を奪い無失点と、夏初めての決勝進出の立役者となっていた。

 19日の準々決勝・東海大相模(神奈川)戦で8回1/3を1失点だった先発の畠中は、最速135キロのストレートにスライダー、チェンジアップを低めに制球。6安打を浴びながらも得点を許さなかった。3回2死一、二塁、5回2死一、三塁はいずれも低めの変化球で遊ゴロに打ち取り、先頭打者を出した6回1死二、三塁は浅い中飛と三振で切り抜けた。最後の打者を低めのスライダーで空振り三振させると、ガッツポーズで喜んだ。

 バックも好守で畠中をもりたてた。光ったのは遊撃手の市川歩(3年)だ。2回2死走者なしで京都国際の6番・高岸栄太郎(3年)の中前へ抜けそうな打球をグラブを伸ばしてつかみ、体を回転させながら一塁へ送球。3回2死一、二塁では2番・三谷誠弥(3年)の緩いゴロを突っ込んで処理し、ヘッドスライディングの打者走者を間一髪でアウトにした。5回2死二塁で三遊間への緩いゴロを捕球すると、一塁には見向きもせず三塁へ。アウトにはならなかったものの、三進した走者のオーバーランを狙った”頭脳プレー”だった。

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