【甲子園】京都国際・中崎 9回無失点に「100点です」10回は「西村を信じて見守ってた」初優勝に涙

2024年08月23日 12:50

野球

【甲子園】京都国際・中崎 9回無失点に「100点です」10回は「西村を信じて見守ってた」初優勝に涙
<関東第一・京都国際> 優勝し涙する京都国際・中崎 (撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権大会決勝   京都国際2-1関東第一 ( 2024年8月23日    甲子園 )】 第106回全国高校野球選手権大会は23日、甲子園で決勝が行われ、京都国際が決勝史上初となる延長タイブレークの末、関東第一(東東京)を破り、初優勝を飾った。
 先発したエース・中崎琉生(3年)は8回まで相手打線を散発4安打。0-0で迎えた9回は先頭に与えた死球をきっかけに2死満塁と絶体絶命のピンチを迎えたが、相手7番・熊谷を右飛に打ち取り、ガッツポーズ。

 9回無失点と大役を果たすと、延長10回からは2番手・西村一毅(2年)に後を託し、優勝の瞬間はベンチで見届け、ガッツポーズを決めた西村に走り寄った。歓喜の輪の後には思わず涙がこぼれる場面もあった。

 中崎は「準決勝で自分がふがいないピッチング(4回2失点)をしてしまったんですけど、皆が助けてくれて決勝という舞台でマウンドに上がれて、皆に恩返しの気持ちを持って投げました」と振り返った。

 そして、9回4安打無失点という投球内容に「低く丁寧に集められたと思うので100点です」と胸を張った。

 西村との左腕コンビで優勝を勝ち取り「2人で春からマウンドを守ってきて、2人でマウンドを守り切ろうと言ってきたので、西村を信じて見守ってました」と後輩に全幅の信頼を置いていたと語ると、西村も感極まった表情を見せた。

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