阪神・森下は16年江越以来の4戦連発へ「また準備するだけ」 阪神-DeNA戦は豪雨で中止

2024年09月13日 05:15

野球

阪神・森下は16年江越以来の4戦連発へ「また準備するだけ」 阪神-DeNA戦は豪雨で中止
阪神・森下
 午後5時過ぎ、突然の豪雨が甲子園球場に降り注いだ。雷鳴がとどろき、激しい雨水でベンチも“水没”したほど。DeNA戦の試合開始へ準備を始めていた阪神の選手たちは慌ててクラブハウスへ退散した。午後5時30分に中止が発表。森下は恨めしそうな顔を見せた。
 「やりたかったですね。準備は全部できていた。でも、あそこまでの浸水は見たことないので…」

 休息よりもグラウンドに立ちたかったのは本音だろう。2年目で初の3戦連発中。打撃の状態はすこぶるいい。4戦連発へ伸ばせば、球団では16年4月の江越(現日本ハム)以来。「ホームランをバコバコ打てるような打者ではない」と自認していても、得点源として貢献していることは間違いない。

 「どんどん試合をしたい。今日もやれたらベストだったけど、しょうがない。また準備するだけです」

 13日からは勝率1厘差になった4連敗中の2位・広島との2連戦。4ゲーム差へ広がった首位・巨人を追うためにも、早く3位から2位に上がっておきたい。マツダスタジアムでは7勝3敗1分けにもかかわらず、甲子園では2勝6敗の苦戦。森下も対戦打率・187はセ・リーグ5球団で最も悪い。

 「どこが来ても変わらない。残り試合少ない中で、相性とかは考えても無駄なので」

 9月9試合を終えて打率・389、3本塁打。9打点。打点王争いでは巨人・岡本和を2差で追い、2軍降格を経験した前半戦から大きく成績を上げてきた。「自分がやれることをやって、あとは勝つだけ」。逆転連覇の可能性は閉ざさない。(松本 航亮)

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