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広島ドラ1常広の父・竜也さん初勝利を生観戦「車で4時間かけて大分県から車でマツダに来ました」

2024年09月16日 05:45

野球

広島ドラ1常広の父・竜也さん初勝利を生観戦「車で4時間かけて大分県から車でマツダに来ました」
マツダスタジアムで観戦した広島・常広の父・竜也さん Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   広島10―2DeNA ( 2024年9月15日    マツダ )】 広島のドラフト1位・常広羽也斗投手(22)が15日、DeNA戦(マツダ)でプロ初登板初先発し、5回7安打1失点で初勝利を手にした。球団新人の初登板初勝利は17年加藤(現姓矢崎)以来、7年ぶり13人目となった。愛息のプロ初勝利を球場で見届けた父・竜也さん(50)は、本紙に手記を寄せた。
 自分の持てる力を出せたらいいなと思って見守っていました。よく粘って、いい投球だったと思います。

 羽也斗からは8日のソフトバンク2軍戦で完封勝利後に、「次は1軍かな~」とLINEが届きました。本当かなと半信半疑でしたが、正式に決まってからはチケットを手配し、車で4時間かけて大分県からマツダスタジアムに来ました。

 羽也斗は慎重な子で、誰かが何かをやるのをじっと見ているタイプですが、好きなことはとことんやるという性格です。小学3年で野球を始めてからは、野球に没頭してきました。高校まで絶対的なエースではなかったので、失敗しながらずっと来て、苦労はしていたと思います。それでも、やり続ける「継続力」と、試合の結果に左右されない「メンタルの強さ」があると感じています。改善点を自分で見つけてクリアすることが好きなようで、結果に執着せず、精神的にも淡々とやるタイプ。それはずっと変わらないですし、強みだと思います。

 春先から結果が出ていなかったですが、こんなもんなんだな、さすがプロの世界だなと私は思っていました。本人と話していても落ち込んでいる感じでもなかったです。“もっとこうしたい”と自分で考えながらやってきた結果、今につながっていると思います。この1軍の経験を、今後の糧にしていってもらいたいです。

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