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マーリンズ・シューメーカー監督が退団へ 米報道 レッズ、Wソックス次期監督の最有力候補に

2024年09月28日 14:37

野球

マーリンズ・シューメーカー監督が退団へ 米報道 レッズ、Wソックス次期監督の最有力候補に
マーリンズのスキップ・シューメーカー監督 Photo By スポニチ
 マーリンズのスキップ・シューメーカー監督が退団すると27日(日本時間28日)、米スポーツ専門局「ESPN」が報じた。
 同局の看板記者、ジェフ・パッサン氏が「15-5でブルージェイズに勝利した今夜、シューメーカー監督は選手らに対し、来シーズンはチームに戻らないと伝えた」と報道。さらに、家庭の事情のため残り2試合は指揮しないことも合わせて伝えられたという。

 44歳のシューメーカー監督は昨季、マーリンズ監督に就任。1年目からポストシーズンに進出し、就任初年度にナ・リーグ最優秀監督賞を受賞した。

 ただ、チームは昨秋就任した編成責任者ピーター・ベンディクス氏の下、再建に着手。アラエスやチザムらを放出した他、今季は先発陣に故障が相次いだこともあり、60勝100敗でナ・リーグ東地区最下位に沈んでいる。

 それでもESPNは「マーリンズの60勝100敗という成績は、野球界の彼に対する評価を悪くしていない」とシューメーカー監督の球界内での評価は依然として高いとし、来季の監督が決まっていないレッズ、ホワイトソックス両チーム指揮官の最有力候補になるとした。

 また、ブルージェイズやロッキーズ、カージナルスの監督も近いうちに契約が切れることから候補に挙がる可能性もあるとしている。

 シューメーカー監督は今月19日(同20日)のドジャース戦で大谷翔平にメジャー史上初の「50-50」および「51-51」達成を許した。試合後、大谷と勝負を続けた選択について「1点差のゲームだったら、たぶん歩かせていた」と告白。しかし、マーリンズが大差でリードを奪われていた状況だっただけに「あれほど大差がついた状況でそれをやったら、ベースボール的に、カルマの面からも、野球の神が見ても、不適切な動きになる。(あの状況では)勝負し、打ち取ろうとするべき。このゲームに敬意を払い、勝負にいった。彼がホームランを打ったことはゲームの一部。彼は50本も打ってきたのだから」と語り、野球ファンから称賛を受けた。

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