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大谷翔平 第4打席も勝負避けられ3四球で4出塁 大谷3四球後はベッツが3連打でメッツに高い代償

2024年10月18日 11:13

野球

大谷翔平 第4打席も勝負避けられ3四球で4出塁 大谷3四球後はベッツが3連打でメッツに高い代償
ナ・リーグCS<メッツ・ドジャース4>6回、ベッツの2ランで生還し、笑顔のドジャース・大谷(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦   ドジャース-メッツ ( 2024年10月17日    ニューヨーク )】 ドジャースの大谷翔平投手(30)が17日(日本時間18日)、敵地でのメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席は2試合連発となるポストシーズン第3号を放った。第1打席での安打は今PS9試合目で初めてで、走者なしの場面ではPS26打席目で初安打となり、先発の山本由伸投手(26)を強力援護した。第4打席はこの日3個目の四球を選んで出塁した。
 大谷が前日の一発の興奮が覚めやらぬうちにまたも豪快な一発を放った。メッツの今季10勝左腕キンタナとは初対戦。1ボールから2球目の甘く入ったシンカーを捉えると、打球速度117.8マイル(約189.5キロ)、角度22度の低い弾丸ライナーが右翼フェンスを越え、422フィート(約128.6メートル)地点で弾んだ。打った瞬間にベンチの方へガッツポーズする確信弾。大谷にとっては初のPS先頭打者弾で、ドジャースの選手としてものPSの先頭打者弾は7人目となった。

 第2打席は1―1の3回1死走者なしの場面。この打席は相手バッテリーが初回に一発を放った大谷を警戒するように外角中心の配球だったが、外に大きく外れるボールが続き、ストレートの四球で歩いた。2番ベッツも左前打で続き、好機を拡大した。2死後に4番エドマン、5番E・ヘルナンデスに適時打が生まれ、ドジャースが2点を勝ち越した。

 第3打席は3―1と勝ち越した4回1死一塁。左腕キンタナはこの打席もなかなかストライクゾーンに突っ込めず、カウント1―2と追い込みながら3球連続ボールで歩かせ、キンタナは大谷に四球を与えたところで降板した。NHK―BSでゲスト解説を務めたタイガースの前田健太投手も「ボールを振ってくれという気持ちで投げていたと思う」と解説した。続くベッツが2番手右腕ブットから左翼線へ2点二塁打。一塁走者大谷も一塁から一気に生還し、またも大谷の四球が得点を呼び込んだ。

 第4打席は5―2の6回1死走者なし。2番手右腕ブットとの対戦で、この打席も外角へ振ってくれれば儲けものとばかりに変化球攻めが続き、ストレートの四球を選んだ。そして2番ベッツが左越えに2ラン。この日は大谷が四球で出塁した後にベッツが3打席連続安打でうち2本が適時打と本塁打でキャリアハイのPS1試合4打点をマークし、メッツに大谷を歩かせた高い代償を払わせた。

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