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DeNA PS初失策でPS連勝5でストップも…三浦監督 前向く「今日のことは全て忘れる」

2024年10月20日 05:30

野球

DeNA PS初失策でPS連勝5でストップも…三浦監督 前向く「今日のことは全て忘れる」
<巨・D>7回、悪送球するオースティン(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【セCSファイナルステージ第4戦   DeNA1―4巨人 ( 2024年10月19日    東京D )】 進撃は止まった。それでもファイナルS突破へ、有利な状況に変わりはない。DeNA・三浦監督は「巨人はシーズン中から仕掛けてくる。簡単に勝たせてくれない。反省はする。でも引きずらないこと」と冷静だった。
 勝てば17年以来7年ぶりの日本シリーズ進出となる一戦。阪神とのファーストSから5試合連続無失策で5連勝を決めてきた鉄壁の守備にほころびが出たのは7回だ。1死から先発ジャクソンが坂本、中山の連打で一、三塁とされ、続く岸田がセーフティースクイズ。投前のゴロを右腕が本塁に送球も間に合わず、犠打野選となった。なお一、二塁で登板した中川颯は二塁走者に視線を送っていたものの初球で簡単に重盗を許す。3球目で長野に一塁へのゴロを打たせたが、オースティンが無理な体勢から試みた本塁送球がそれ、さらに2点を失った(記録は野選と悪送球)。

 チームはレギュラーシーズンでリーグ最多の96失策。今CS6試合目でチーム初の失策を犯したオースティンは「ボールを握れなかった。慌てずに一塁でアウトにすればよかった」と反省する。打線も相手先発の井上に6回1死まで完全投球を許すなど、戸柱のソロによる1点のみ。4番・オースティンは、打っても4打数無安打と攻守で精彩を欠いた。

 CS初黒星を喫したが、三浦監督は「球場を出る時には、もう今日のことは全て忘れる」と言った。リーグ王者を相手に失うものは何もない。3位から「成り上がり」での日本一へ、切り替える。(大木 穂高)

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