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阪神・小幡 剛腕攻略で遊撃定位置へアピール 巨人・大勢、中日・高橋宏を「打っていかないと獲れない」

2024年10月20日 05:15

野球

阪神・小幡 剛腕攻略で遊撃定位置へアピール 巨人・大勢、中日・高橋宏を「打っていかないと獲れない」
練習を終え、リラックスした表情の阪神・小幡(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 同じ過ちは繰り返さない。阪神・小幡が遊撃の定位置獲得へ向けて、巨人・大勢、中日・高橋宏が投じる剛速球撃ちを誓った。
 「ああいうピッチャーを打っていかないと、レギュラーは獲れないと思う」

 今季、150キロを超える直球に対し、打率・278(18打数5安打)とまずまずの成績を残した。数字の上では苦手意識を抱くものではないが、リーグを代表し、常時150キロ中盤の直球を投げ込んでくる2人は別格。今季、全く歯が立たなかった悔しさは、今でも残る。

 大勢と唯一の対戦となった7月16日。9回先頭で156キロ、158キロの直球をともに見逃して追い込まれると、3球目の158キロにバットは空を切った。高橋宏とは同12日に対戦。1打席目にスイングを仕掛けた154キロの2球はいずれもバットに当たらず、空振り三振に終わった。

 その反省を来季に生かすべく、現在は宮崎でのフェニックス・リーグに参戦中。剛腕攻略を実現するべく「始動を早くした方が自分的にいい感覚」と語り、タイミングの取り方を中心に試行錯誤を続けている。

 藤川新監督が就任し、来季の定位置争いは横一線。「アピールするだけ」。高校時代に3年間を過ごした南国の地で、理想の打撃フォームを手に入れる。(石崎 祥平)

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