「私の仕事を本当に共感できるのはアーロンだけ」ロバーツ監督が激闘を終え敵将と抱き合った理由は…

2024年10月31日 17:39

野球

「私の仕事を本当に共感できるのはアーロンだけ」ロバーツ監督が激闘を終え敵将と抱き合った理由は…
表彰式で満面の笑みを浮かべるドジャース・ロバーツ監督(AP) Photo By AP
 【ワールドシリーズ第5戦   ドジャース7ー6ヤンキース ( 2024年10月30日    ニューヨーク )】 ドジャースは30日(日本時間31日)、敵地でのヤンキースとのワールドシリーズ(WS)第5戦で劇的な逆転勝利を飾り4勝1敗とし、2020年以来4年ぶり8度目のワールドチャンピオンに輝いた。デーブ・ロバーツ監督は試合後、ヤンキースのアーロン・ブーン監督とのやり取りについて語った。 【真美子夫人も!ドジャースMVPトリオ夫人3ショット
 ドジャースとヤンキースの東西名門がワールドシリーズを戦うのは1981年以来43年ぶり12度目。注目度抜群だった今シリーズの激闘を終えると、両指揮官は廊下で抱き合って健闘を称えた。

 ロバーツ監督は「アーロンは真のプロフェッショナル。彼は私を探し出して、“個人的に祝福したい”と言ってくれました」とブーン監督が試合後に待ってくれてたといい「私たちは長い間、互いに競い合い、お互いに尊敬し合ってきた」と互いにリスペクトを払った抱擁だったと振り返った。

 そして「ワールドシリーズで優勝するか、うまくやれずに失敗するか、私の仕事に本当に共感できるのは、野球界でアーロンだけだと思います」と常に注目を浴びる常勝軍団を率いるプレッシャーを理解してくれるのはブーン監督だけだろうと敬意を示した。

 続けて「スポーツは厳しいものです。常に勝者がいて、敗者がいる。でも、私はアーロンと競い合うのが大好きですし、彼は素晴らしい仕事をしている」と今後もライバル球団として良い戦いができたらと語った。

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