DeNA三浦監督 ジャクソンは「最っ高のピッチング」 自身の現役時代以来26年ぶり日本一にあと1勝

2024年10月31日 22:15

野球

DeNA三浦監督 ジャクソンは「最っ高のピッチング」 自身の現役時代以来26年ぶり日本一にあと1勝
<ソ・D>声援に応える三浦監督(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2024第5戦   DeNA7―0ソフトバンク ( 2024年10月31日    みずほペイペイD )】 強打のパ・リーグ王者相手に敵地で3試合1失点。開幕2連敗スタートから怒とうの3連勝となったDeNAの三浦大輔監督(50)はこの日も試合をつくった先発投手に最大の賛辞を送った。
 前日30日の第4戦は先発左腕・ケイが7回4安打無失点。そして、2勝2敗で迎えたこの日の第5戦は先発右腕・ジャクソンが初戦から中4日にもかかわらず、7回3安打無失点と好投してチームを勝利に導いた。

 「ジャクソンが中4日でしたけども、昨日のケイに続いてね、最っ高のピッチングをしてくれました」

 まずはお立ち台でそう切り出した指揮官。そして1―0の4回、牧に飛び出した3ランについて話を振られると「その前にね、ゴウ(筒香)が先制を打ってくれて、その追加点ということでね。牧が本当に大きな3ランをね、打ってくれて……良かったです」。

 現役時代にエースだった三浦監督はジャクソンについて話している時は賛辞を送りながらも表情を崩さなかったが、打者の援護には思わず頬が緩んだ。そして、「リリーフ陣もきっちり自分の仕事をして、つないで、つないで。よく守ってくれてます」と全方位に感謝の言葉を忘れなかった。

 2連敗からの3連勝。指揮官が現役投手だった1998年以来26年ぶり3度目の日本一へついに王手をかけた。リーグ3位からの日本一となれば、2010年のロッテ以来14年ぶり2度目で、セ・リーグでは初の快挙だ。

 「また横浜でね、ホームで。また1試合1試合、いつも通り、全員でね、その試合に全力で出し切れるように、やっていきます」。一言ひとことかみ締めるように口にし、「ファンの皆様と一緒に力を一つにして、出し切って、全力で戦っていきます」とキッパリ。

 最後にファンへのメッセージを求められると「今日もたくさんのファンの方が応援していただき、ありがとうございます。また横浜でも熱い熱いご声援、よろしくお願いします」と話し、最後は腰を90度近く深々と折って「ありがとうございました」と心優しい人柄の見える丁寧な一言でお立ち台を締めくくった。

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