DeNA・桑原 闘志全開プレー!好守も死球も意に介さず「どんな形でも勝てばいい」 目指すは日本一だけ

2024年10月31日 22:51

野球

DeNA・桑原 闘志全開プレー!好守も死球も意に介さず「どんな形でも勝てばいい」 目指すは日本一だけ
<ソ・D>4回、今宮の中飛を捕球する桑原(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2024第5戦   DeNA7ー0ソフトバンク ( 2024年10月31日    みずほペイペイD )】 DeNAがソフトバンクを相手に大勝。2連敗からの3連勝で通算成績を3勝2敗とし、1998年以来26年ぶり3度目の日本一へ王手をかけた。桑原将志外野手(31)がこの日も闘志あふれるプレーで、リードオフマンとしてチームをけん引した。
 「1番・中堅」で先発出場した桑原。初回の第1打席は遊ゴロに倒れたが、2回の第2打席では四球を選びチャンスメーク。1―0の4回にはしぶとく遊撃への内野安打を放ち、牧の3ランを呼び込んだ。

 4回の守備では今宮の中前に落ちそうな打球を、見事なダイビングキャッチ。第3戦に続く美守を見せたが「アウト一つ取っただけなんで」と笑顔はない。

 4―0の9回には2死満塁で押し出しの死球。左肘付近に当たり苦悶の表情を浮かべてうずくまったが、「大丈夫です。全然。ガードの下ですけど痛いとか言ってられないので」とその後もプレー。日本シリーズの4試合連続打点はタイ記録となったが、「気にしてないです」と浮足立つことはない。

 連敗を喫した27日の第2戦の後は、緊急の選手ミーティングで「はっきり言って今のソフトバンクに勝てる感じがしない」と厳しい言葉をナインに投げかけた。桑原の言葉に奮い立ったチームは、そこから3連勝。この日も闘志あふれるプレーでチームを鼓舞した。

 筒香とともに前回日本シリーズに出場した2017年の経験者だが、「とにかくしっかり打線を回していく気持ちで一打席一打席集中してます。後ろにつなぐっていうのは変わらないので。横浜に戻らないとこのシリーズ勝ち抜けないので。ファンの人たちは僕たちの勝利を見届けたいと思うので、何とか勝ちを届けられるよう頑張っていきたい」と、ただひたすらに勝利だけを目指す。

 「どんな形でも勝てばいい」と言い切るリードオフマンが、チームを26年ぶりの日本一へと導く。

 

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