カメラマンが体感したドジャース優勝パレード 報道陣も入れない厳戒態勢…何とか「右側」最前確保も

2024年11月03日 01:30

野球

カメラマンが体感したドジャース優勝パレード 報道陣も入れない厳戒態勢…何とか「右側」最前確保も
パレードに参加して笑顔の大谷(左)と山本(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【ドジャース優勝パレード&報告会 ( 2024年11月1日    ロサンゼルス市内 )】 【スポニチ本紙カメラマンが体感した優勝パレード】カメラマンにとって“ロケハン”は重要だ。ドジャースのワールドシリーズ制覇から一夜明け、ニューヨークからロサンゼルスに戻った10月31日にパレードのコースを下見した。鉄柵の中の撮影ポイントを確認。準備万全…、のはずだった。
 ところがこの日、開始約2時間30分前にスタート地点に向かうと球団広報から「取材用パスは発行しないことになった。鉄柵の中にも入れない。ファンに交じって撮影してほしい」と想定外のお達しが。急いで撮影ポイントを探し直し、スタート地点から徒歩で10分ほどの「ウォルト・ディズニー・コンサートホール」前のスペースを何とか確保した。沿道は3重ほどの人垣ができ、信号機によじ登るファンも。バスの進行方向から見て「右側」、鉄柵外の最前列で待ったが、開始1時間前には歩くのが困難なほど密集状態になった。

 ファンの大声援を浴びて7台のバスが近づいてくる。沿道には等間隔で警官が立ち、1台のバスを白バイ隊が4~6台で囲む万全の警備態勢だ。いよいよ大谷が乗る3台目のバスが来た。座っていたのは何と「左側」。バスが通り過ぎるタイミングで何とか横顔を撮影し、その後、先回りを試みたが失敗した。

 実はドジャースタジアムでバスを待ち受ける役目だった柳原記者から直前に「大谷が3台目のバスの左側に乗っている」とLINEで連絡がきていた。だがあまりの混雑で電波が入らず。そのLINEが届いたのは、パレード終了後だった…。(沢田 明徳)

おすすめテーマ

野球の2024年11月03日のニュース

特集

MLBのランキング

【楽天】オススメアイテム