DeNA・牧秀悟 雄叫びをあげながら歓喜の輪 主将元年で示した「勝ち切る覚悟」

2024年11月03日 21:25

野球

DeNA・牧秀悟 雄叫びをあげながら歓喜の輪 主将元年で示した「勝ち切る覚悟」
<D・ソ>26年ぶりの日本一に輝き、雄叫びを上げる牧(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2024第6戦   DeNA11―2ソフトバンク ( 2024年11月3日    横浜 )】 日本シリーズは3日、横浜スタジアムで第6戦を行い、セ・リーグ3位から勝ち上がったDeNAがパ・リーグ王者のソフトバンクを11―2で下し、通算成績を4勝2敗とし、1998年以来26年ぶり3度目の日本一に輝いた。DeNAの牧秀悟内野手(26)にとっても主将1年目での日本一となった。
 二塁の位置から、何度も雄叫びをあげながら、遊撃手の森敬と抱き合い、マウンドへ駆け寄った。桑原とも抱き合い、喜びを爆発させる。全員の力でつかみとった下克上での日本一をかみしめた。

 第4戦までは17打数2安打で打率.118だったが、10月31日の第5戦では1号3ランが飛び出した。第6戦でも、3回先頭で中前適時打を放つなど、この試合でも2安打を放った。チームの中心に牧がいた。

 シーズン終盤の8月27日には、チーム全体を集めたミーティングで「勝ち切る覚悟」というスローガンを提示した。この日も詰めかけた横浜スタジアムではこのスローガンが記されたタオルをファンが振る姿もあった。

 入団4年目。主将の覚悟を全員で体現した日本一だった。

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