阪神・石黒「球を落とし切って意図的に三振を取れるように」藤川監督お墨付きフォークで来季開幕1軍狙う

2024年11月05日 05:15

野球

阪神・石黒「球を落とし切って意図的に三振を取れるように」藤川監督お墨付きフォークで来季開幕1軍狙う
ブルペンでフォークを投げる阪神・石黒(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 阪神・石黒が、藤川監督お墨付きのフォークで来季の開幕1軍を狙う。キャッチボール終了後、江草2軍投手コーチからフォークの握り方を指導された右腕。そこに偶然居合わせた藤川監督から「(その握り方は)安定するからいいよ」と声をかけられたと明かした。
 「江草さんが、もう少し球速を上げてフォークを投げるコツというか握りを教えてくれて、そこにたまたま(藤川)監督がいて声をかけてくださった」

 日米通算245セーブを挙げた指揮官の代名詞「火の玉ストレート」を際立たせたフォークのような決め球を今キャンプで習得する構えでいる。「いい何かをつかめるようにやっていきたい」。今季はウエスタン・リーグ40試合に登板し4勝4敗、防御率3・50。新人では唯一の1軍登板を果たし、3試合を投げて防御率5・40だった。収穫と反省を生かし、来季につなげる。

 「しっかり(球を)落とし切って意図的に三振を取れるようにやっていきたい」。飛躍する日を思い描きながら、確実に歩を進める。(杉原 瑠夏)

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