村田、涙の世界王座奪取!エンダムは“友人”「彼の分の責任を伴って戦う」
2017年10月22日 21:46
格闘技
エンダム陣営がギブアップを宣言し新王者に輝いた瞬間、リング上で号泣。だがインタビューでは「泣いていません」と強がりを見せ、場内が笑いに包まれた。
衝撃の判定でプロ初黒星を喫した5月20日の世界戦から5カ月が経過。「金メダルもそうですけど、過ぎてしまったら物事は大したことじゃない。一歩踏み出す勇気が重要だとずっと胸に秘めていました」と再戦までの日々を振り返った。
“因縁”の相手エンダムについて聞かれると「友人です。彼も友人だと言ってくれていますし、僕もそう思っています」とコメント。「“ボクシングで勝つということは相手を踏みにじって、その上に自分が立つこと。だから勝つ人間には責任が伴う”と高校の恩師が言っていた。だから彼の分の責任を伴ってこれからも戦い続けます」と新王者は決意を語った。