【一問一答】井上尚弥「ネリに失うものがないから強いかというと別にそうではない」

2024年05月05日 14:55

格闘技

【一問一答】井上尚弥「ネリに失うものがないから強いかというと別にそうではない」
<井上尚弥・ネリ計量>計量パスし、ネリ(右)とにらみ合う井上(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【プロボクシング4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 井上尚弥<12回戦>ルイス・ネリ ( 2024年5月6日    東京ドーム )】 34年ぶりとなる東京ドームプロボクシング興行の前日計量が5日、都内のホテルで行われ、メインの4団体統統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチは元世界2階級制覇でWBC同級1位の挑戦者ルイス・ネリ(29=メキシコ)がリミットより約500グラムも軽い54・8キロでパス。4団体統一同級王者・井上尚弥(31=大橋)もリミットを100グラム下回る55・2キロで、タイトルマッチが無事成立した。
 計量を終えた両者は、フェースオフで激しく火花を散らした。10センチ未満まで顔を近づけて20秒近くのにらみ合い。最後は関係者が引き離すほどの迫力で、握手はせずに別れた。

 計量後の井上尚弥との一問一答は以下のとおり。

 ――コンディションは?

 尚弥「コンディションはいつもながらバッチリ」

 ――フェースオフについて。

 「もう明日やるだけなんで、ここからそういう駆け引きは始まっている」

 ――ネリが500グラムアンダー。

 「どうなんすかね。ここはたぶん朝10時から仮計量をできると聞いている。その時点でちょっとやってるはずなんで。まだ余裕があるんじゃないですか。ちゃんとしっかり準備して管理すれば」

 ――この試合が成立したという安心感は。

 「まあ成立はするでしょう。さすがにこのビッグイベント。ネリも過去最高のファイトマネーもらうだろうし、そこはしっかりやってくるだろうというのがあったから別にそこに対しての心配はなかった」

 ――体格について。

 「別に。感想はない 。あとはリカバリ―次第」

 ――スーパーバンタム級は。

 「まあ調整面ではもう3回目ってのもあるし、なんとなくこうつかんできた。フルトン戦もタパレス戦も別にリングの上での支障は全くなかった。

 「背負うものがある、ない人間の差はないと思う。別にネリに失うものがないっていうから強いのかっていうのは別にそうではない。自分はベルト4本で、かけていないネリの気持ちの方がどうかと言ったら別に。そこがこの試合に出てたりすることは全くない」

 ――意気込みを。

 「意気込みなんか今聞いてどうすんですか!やるしかないですよ」

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