7年ぶり2度目の世界挑戦に石田匠「バチバチにいきたい」

2024年05月05日 15:01

格闘技

7年ぶり2度目の世界挑戦に石田匠「バチバチにいきたい」
計量をパスした井上拓(左)と石田(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【プロボクシングWBA世界バンタム級タイトルマッチ 井上拓真<12回戦>石田匠 ( 2024年5月6日    東京D )】 東京ドームで開催されるプロボクシング4大世界戦の前日計量が5日、都内のホテルで行われ、WBA世界バンタム級タイトルマッチは王者・井上拓真(28=大橋)、挑戦者の同級1位・石田匠(32=井岡)ともにリミットを100グラム下回る53・4キロで一発パスした。
 17年10月以来、約7年ぶり2度目の世界挑戦となる石田は計量を終え「ホッとしてます。しっかりリカバリーしたい。明日(6日)が楽しみ」と笑みを見せた。速く鋭い左ジャブに定評がある石田に対し、王者の井上拓がジャブの差し合いにも自信を示している。これを伝え聞いた石田は「自分がまさっている。明日、全てが分かる。結果で示したい」と“舌戦”に応じた。

 大規模会場については最初の世界挑戦で経験済みだ。17年にWBA世界スーパーフライ級王者カリド・ヤファイ(英国)に判定負けした試合が行われたのは英国カーディフにある収容人員8万人に迫るミレニアム・スタジアム。メインカードはWBAスーパー&IBF世界ヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(英国)の防衛戦で大観衆が押し寄せたという。「東京ドームで楽しみな部分はあるけど、リングに上がれば一緒。チャンピオンだけを見てバチバチにいきたい」。平常心で世界をつかみにいく。

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