村田 ミドル級頂上争い再びスタートラインに カネロとのビッグマッチも
2019年07月13日 05:45
格闘技
本田会長は再起を簡単に認めるつもりはなかったという。しかし、昨年12月に話し合い、覚悟を聞いて決断。「この相手を倒さないと先はない」とブラントとの再戦前提で動いた。メジャーになりたいブラントが村田と同じトップランク社と契約したことで交渉が進み、リベンジ戦が実現。スパーリングパートナーを4人用意するなど、万全の態勢を整えた。
数多くの世界戦を手掛けた世界的プロモーターは「やっぱり気持ち。半歩前で(相手パンチを)ブロックする勇気があったから、半歩前で当てることができた」と勝因を総括した。村田から「跳びはねて喜んでいるのを初めて見た」と指摘されると、苦笑いしながら「さすが持っている。あんな負け方をしたあとに、こういう試合はなかなかできない」と称賛を惜しまなかった。