京口防衛戦中止 国内ボクシング界とコロナ 7月12日に無観客で再開、大阪と東京で集団感染も
2020年11月02日 16:54
格闘技
日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会(JPBA)は新型コロナウイルス対策連絡協議会を設置。興行再開に向けてガイドラインを策定。出場選手とチーフセコンドに試合前日の検査や検査後の分離措置(指定ホテルへの宿泊)を義務づけなどを盛り込み、感染予防を徹底してきた。10月13日に行われた興行前日の検査で出場予定だった選手1人とチーフセコンドの陽性が判明。これが試合前検査で感染が発覚した初めての例だった。この時は当該選手の出場する試合は中止となったが、興行は開催された。
JPBA加盟ジムでは4月下旬に愛知県内で所属プロ選手2人、トレーナー2人の計4人の感染が判明したのが最初で、その後、7月上旬に東京都内のジムでプロ選手1人が感染。7月下旬に大阪、8月下旬には東京都内で集団感染とみられる事例も発生している。