井上尚弥、スパー相手を“KO” 招聘したフィリピン人選手が3回でギブアップ…打ち切り

2022年10月25日 04:30

格闘技

井上尚弥、スパー相手を“KO” 招聘したフィリピン人選手が3回でギブアップ…打ち切り
フィリピン人パートナーとスパーリングを開始した井上(大橋ジム提供) Photo By 提供写真
 【プロボクシング世界バンタム級4団体王座統一戦 ( 2022年12月13日    有明アリーナ )】 プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF統一世界王者・井上尚弥(29=大橋)が24日、横浜市内のジムで、WBO同級王者ポール・バトラー(33=英国)との4団体王座統一戦へ向け、フィリピン人選手を招聘(しょうへい)しての本格的なスパーリングを開始した。
 スパーリングパートナーは元東洋太平洋スーパーフライ級王者アーサー・ビラヌエバ(33)と、かつて井上や元世界2階級制覇王者・亀田和毅(31=TRYBOX平成西山)のパートナーを務めたアルネル・バコナヘ(28)の2人。この日はバコナヘと4ラウンドを予定していたが、3回に井上の右強打が頭部にヒットするとバコナヘがスタンディングダウン。そのままギブアップして打ち切りとなった。大橋ジムの大橋秀行会長(57)は「3回にダウンを奪ってのストップ勝ちと言っていい内容」と苦笑いした。

 井上も「今日の選手はもうやらないかもしれない。たぶんもう一人の方(ビラヌエバ)を軸にやります」と拍子抜けした様子。フィリピン人選手はファイタータイプが多く、アウトボクサーの“仮想バトラー”としてはきょう25日に東洋太平洋フライ級王座に挑戦するジム後輩の桑原拓(27)を指名。「身長もバトラーとそんなに変わらないし、東洋王者になった桑原に熱烈オファーしたい」と話した。

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