入江聖奈、復帰の可能性否定「生半可な気持ちじゃない」 ボクシング普及活動には前向き

2022年11月27日 14:05

格闘技

入江聖奈、復帰の可能性否定「生半可な気持ちじゃない」 ボクシング普及活動には前向き
<全日本ボクシング選手権>女子フェザー級決勝・優勝メダルを手に笑顔の入江(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 アマチュアボクシングの全日本選手権最終日は27日、東京・墨田区総合体育館で女子6階級、男子11階級の決勝が行われ、女子フェザー級(57キロ以下)では東京五輪金メダリストの入江聖奈(日体大)は1学年後輩の吉澤颯希(さつき、日体大)との同門対決を判定で制し、2連覇を達成。現役最後の大会で有終の美を飾った。
 14年間のボクシング人生にピリオドを打ち、来春から東京農工大大学院でカエルの生態や行動を学ぶ。入江は「私はオリンピックで一生分のスポットライトを当ててもらったので、今後は大好きなカエルにスポットを当ててもらえるような人間になりたい」と新たな目標を掲げた。競技からの引退を決意した理由について「二足のわらじで自分が希望する未来を歩めない。何かを極めようと思ったら、何かを捨てなくちゃいけない。自分は器用な人間じゃないので」と説明した。

 引退後に復帰するアスリートも少なくないが、入江は将来的な復帰の可能性について「私は絶対にやらないと思う。生半可な気持ちで辞めるわけじゃないので」と強調した。一方で自分を育ててくれたボクシングの普及活動などについては「入江聖奈を使いたいと言ってくださる方がいるならぜひ」と前向きだった。

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