荒本一成、地元企業の支援受け復活V「次は代表としてメダルを」
2022年11月27日 16:14
格闘技
奈良・王寺工高時代には同期の今永虎雅とともに史上初となる高校8冠を達成。日大でも18年アジア大会代表に選ばれるなど活躍していたが、3年時はコロナ禍、4年時は両膝を手術し、2年間は全国大会での実績を残すことができなかった。それでも、現在の所属先である株式会社SEBEをはじめ、地元・奈良の企業8社の支援を受け、競技を続けることができている。午前中は母校の日大だけでなく、東農大、東洋大、日体大などで練習し、午後は名門・帝拳ジムで汗を流す。今年は全日本社会人、国体、そして今大会で無敗と完全復活を果たした。
「背負うものが増えて重いっす。応援してもらっている会社の名前を汚せないし、学生とは全然違いますね」と苦笑しつつ、「復活できて良かった。これでスタートラインに立てた。次は代表として(国際試合で)メダルを獲ること」と意気込んでいた。