4回TKO負けした元世界王者の宮崎亮「きっぱり引退すると思います」 苦しい胸の内を吐露

2023年04月01日 17:15

格闘技

4回TKO負けした元世界王者の宮崎亮「きっぱり引退すると思います」 苦しい胸の内を吐露
バンタム級8回戦で4回TKO負けした宮崎亮(中央) Photo By スポニチ
 ボクシングイベント「3150FIGHT SURVIVAL vol.4」が1日、エディオンアリーナ大阪第2競技場であり、第6試合のバンタム級8回戦で元WBA世界ミニマム級王者の宮崎亮(34=KWORLD3)は中村祐斗(市野)に4回2分7秒TKO負け。プロ初の3戦連続白星なしとなった。
 レフェリーに試合を止められた直後、ショックは大きかったようでジム関係者らと相談しないまま胸の内を明かした。

 「きっぱり引退すると思います。第2の人生をつくっていきたい。もう(今年で)35歳。8割ぐらいは(引退の方向で考えている)。家族がいるし、家族とも相談します」

 主戦場としたライトフライ級よりも3階級重いバンタム級での試合。減量の影響が小さいぶん動きは悪くなかった。2回終盤に右フックでダウンを奪うなど優勢に進めた。しかし4回、中盤に入ったあたりでカウンターの右ストレートを食らい、朽ち木が倒れるようにダウン。何とか立ち上がり、再開後はクリンチで、しのごうとするも、レフェリーが続行不可能と判断し試合を止めた。宮崎は「余裕で勝てると思っていたけど本当に油断しました。敗因はウエートだと思います。ライトフライでやりたかった」とも話した。

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