V3の西田凌佑 「納得いく結果じゃない」と不満顔 WBOAPバンタム級タイトルマッチ

2023年04月01日 21:40

格闘技

V3の西田凌佑 「納得いく結果じゃない」と不満顔 WBOAPバンタム級タイトルマッチ
3度目の防衛に成功したWBOAPバンタム級王者の西田凌佑(前列右) Photo By スポニチ
 ボクシングイベント「3150FIGHT SURVIVAL vol.4」が1日、エディオンアリーナ大阪第2競技場であった。
 メインイベントのWBOアジアパシフィック(AP)バンタム級タイトルマッチは王者の西田凌佑(26=六島)が12回判定3―0(120―107×3)で同級3位の挑戦者ソンセン・ポーヤム(タイ)を下し、3度目の防衛に成功した。ただ、勝利後のリングでは、やや浮かない表情。「納得いく内容じゃない。相手は予想通りタフで気持ちも強かった。勝つだけではなく面白い試合をしないと。流れの中で倒せるようにしたい」と反省しきりだ。序盤から左ストレート、左ボディーを着実にヒットして主導権を握り、5回には連打でダウンを奪った。その後はガードをしっかり固めて出てこない相手を仕留めきれなかったものの、終盤2回は足を止めて連打をたたき込むなど倒す意思を最後まで示した。

 第9試合の日本スーパーウエルター級暫定王座決定戦は同級1位の中島玲(24=石田)が9回1分27秒、TKOで同級2位の加藤寿(37=熊谷コサカ)を下し、暫定王座を獲得した。細かく突いてくる相手ジャブもお構いなしに距離を詰め、パワフルな左ボディーを効かせるなど序盤から圧倒的に優勢。9回に連打で仕留めた。プロ7戦目で初めてKO勝利。「倒して勝てたのは良かった。絶対に世界へいくので、名前を覚えておいてください」とアピールした。

おすすめテーマ

2023年04月01日のニュース

特集

格闘技のランキング

【楽天】オススメアイテム