井岡アンダーカード 比嘉大吾&堤駿斗が世界前哨戦へ前日計量パス 比嘉は「良い勝ち方は大前提」

2023年12月30日 15:56

格闘技

井岡アンダーカード 比嘉大吾&堤駿斗が世界前哨戦へ前日計量パス 比嘉は「良い勝ち方は大前提」
計量パスした比嘉(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【プロボクシング ( 2023年12月31日    東京・大田区総合体育館 )】 元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(28=志成)がバンタム級10回戦の前日計量に臨み、53・4キロでクリアした。同じく“世界前哨戦”となるフェザー級10回戦に臨む東洋太平洋同級王者の堤駿斗(24=同)も57・0キロでクリアした。
 WBCバンタム級5位ナワポン・カイカンハ(タイ)と対戦する比嘉は「実力のある選手なので、明日しっかり勝って次に進められるようにしていきたい」と世界王座返り咲きを見据えた。

 現在バンタム級はWBA同級王者の井上拓真(大橋)と来年2月にWBC同級タイトルマッチに挑戦する前WBO世界スーパーフライ級王者の中谷潤人(M・T)の日本人ライバルが存在する。比嘉は「2人とも技術も実力も自分よりある。まずは明日いい試合をして差を埋めたい」と謙遜しながら「どこでもチャンスがあれば挑戦したい。そのためには明日いい勝ち方をするのが大前提」と気を引き締めた。

 一方の堤は自身のインフルエンザ感染により直前で中止となった10月の“再戦”に臨む。WBA世界フェザー級15位ルイス・モンシオン・ベンチャーラ(ドミニカ共和国)戦へ「ここまで体調面を含めて、凄いいい調整ができた。短い期間に2回も日本に来てくださってベンチャーラ選手に感謝していますし、感謝とリスペクトを持って戦いにいく」と話した。

 インフルエンザ感染以降は減量方法も見直し「最後のリカバリーまで体調にしっかり気をつけた。これまでで一番体調面に気をつけた」とうなずく。

 来年の世界初挑戦を見据え自身初のKO勝利に意気込む堤は「(前回試合前の)アメリカ遠征で技術面はだいぶ仕上げてきたので今回はそれを磨いて倒すボクシングを上積みしてきたので、明日はそれを十分お見せできると思う。2023年をしっかりいい形で締めくくって、来年もしかしたら(世界戦ができる)と思わせるような試合をしたい」と気持ちを高めた。

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