休養中・渡邊渚アナ、周囲からの「絶対治るよ!」エールを受け入れられず…「何を根拠に?」 心境告白 

2024年03月19日 09:18

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休養中・渡邊渚アナ、周囲からの「絶対治るよ!」エールを受け入れられず…「何を根拠に?」 心境告白 
フジテレビの渡邊渚アナウンサー Photo By スポニチ
 体調不調で昨年7月から休養中のフジテレビ渡邊渚アナウンサー(26)が19日、自身のインスタグラムを更新。病気との向き合い方について、現在の思いを記した。
 フォロワーから、「大病を患った友人になんて声をかけていいかわからない」という質問が届いたと紹介した渡邊アナ。「正解ってあるのかな?私もパッと思いつかないのですが、自分がされて嬉しかったことを考えてみました」と、自身の経験を振り返った。

 「まず、声をかけるだけがサポートじゃない、と思います。言葉にすることって本当に難しくて、言葉で励ますことができるならそれはそれですごいけれど、私の場合は当初、周りからかけられる言葉の多くがそれほど心に刺さりませんでした」と回顧し、「絶対良くなるよ!」というエールについては、「何を根拠にそんなことを?とひねくれた感情を抱いてしまったり…」と率直な思いを吐露。「初期は何も受け入れられない状態で、自分とちゃんと向き合ってくれる医師や看護師さん、ソーシャルワーカーさんに絶大な信頼を置いていました(入院中は家族とも面会ができなかったので)」と明かした。

 「そんな中、特に記憶に残っているのは、ソーシャルワーカーさんが一緒に泣いてくれた日です。痛みを分かち合ってくれる人がいるなんて、私は何て幸せなんだろうと思えて、心が軽くなりました」と、自身が嬉しかったことを回顧。続けて「そして、何より一番嬉しかったのが、“変わらない”ということでした」と主張した。

 「自分がどんどん変わっていってしまう中で、これまでと全く変わらずに接してくれた人の存在がとても大きかったです」と説明し、「親友は、以前と全く変わらずにくだらない話をしてくれるし、同い年の看護師さんとは恋バナをしたり、どこのコンビニのパスタが一番美味しいかなんて会話をしたり。笑 普通の同世代の人たちとの隔たりを感じていた中で、何気ない会話をして、“変わらないこと”があると気付けた時、とてつもなく嬉しかったです」としみじみ。

 その上で「だから、周りに病気と闘っている人がいたら、どうかお願いです。その手を絶対に離さないでください」と呼びかけ。「その人はこれから病気に左右されて本来の自分じゃなくなってしまうこともあるかもしれないけれど、それでもずっと変わらずにそばに居続けて欲しいです」とした。

 渡邊アナは昨年7月、出演していた「めざましテレビ」で、体調不良のため入院し休養することが伝えられた。同10月には昼のバラエティー番組「ぽかぽか」を卒業。同月22日には3カ月ぶりにSNSを更新し「この4ヶ月で私はいろんなものを失いました。食べられなくなった。うまく歩けなくなった。うまく指が動かなくなった。大切にしていた仕事もなくなった。目標もなくなった」などと投稿。病院のベッドに横たわった自撮り写真をアップし、大きな反響が寄せられていた。昨年11月に行われた同局の定例会見で、港浩一社長は「通院治療中で快方に向かっている。体調が整い次第復帰する予定」と説明している。

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